まず第一に、健康・美容効果を得るには、厚生労働省承認のボトックス(薬剤)を使用するクリニックを選びましょう。効果より副作用、トラブルに見舞われては元も子もなさすぎます。美容整形に特化したクリニックでは、知識と技術を持つ専門医が施術を行います。「日本で使えている薬剤なら大丈夫」あるいは「注射ができる医師なら心配いらない」と安易な考えの方も多いかもしれません。ですが、ボトックス効果を最大限発揮させるには、筋肉の構造を知ること、美的センスで注入する技術が求められるのです。現在、美容外科のみならず、美容皮膚科や眼科などでも美容整形は受けられます。ですが、実際に受け持つのは医師です。目元のシワ取りならばボトックス注射を得意とする眼科が理想、肩こりならば形成外科が理想なのです。ちなみに、途中で止めたとして元の状態より悪くなるということはありません。筋肉を一時的にリラックスさせるのですが、分かり易いイメージとしては、トレーニングのし過ぎで肥大した部位を引き締めてくれます。表情筋が動くからシワができるため、一時的に動きを制止させて、浅いシワをそれ以上深くさせない仕組みです。このように、対効果を得るにはクリニックの情報は必須です。
とあるクリニックでは、筋肉の発達してない赤ちゃんがキレイに笑えている、そうしたボトックス効果を患者に伝えています。美容整形枠で人気のボトックス注射、実感し始めるのは約7日前後から、最大の効果が得られるのは14日前後ともいわれています。 しかし、シワ寄せの癖をつけないためには一定期間継続的に美容整形枠で施術が必要です。また、大きな筋肉となれば、安易に止めてしまい先に述べたシワ寄せの癖がついてしまう可能性もあるようです。そこで最近になって人気度が高まっているのが「マイクロボトックス」です。これまでは、筋肉に注射することで筋肉の収縮を抑え、シワをそれ以上に深くさせない予防効果がありました。マイクロボトックスの場合は、低濃度・微量の薬剤を皮膚の浅い部分に細かく注射する方法です。浅い分、筋肉ではなく皮膚にだけ作用します。結果的に、筋肉機能は温存したままですから、華奢な方には最適な治療法になっています。より自然な表情を保つことができたり、皮膚組織に細かく刺激を与えるため、毛穴の引き締め、美肌効果を得たりすることができるということから人気度が高まっているようです。
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